和歌山県紀の川市で、関西2例目となるソラカルシステム(低圧2基)の設置をしてきました。施工は、新たに業務提携させて頂いた日本エネック株式会社さんです。農地をぎりぎりまで活用するため、西側はL字型の複雑なレイアウトになっています。設計も施工も大変でしたが、無事にそれぞれ1箇所のハンドウインチで駆動させることができました。
施主様は、有田のみかん農家さんで、こちらでの栽培作物は稲です。田圃の端に、竹がたくさん置いてあったので聞いてみると、1条バインダーで収穫して、はざかけで天日乾燥させているそうです。小規模な田圃は、通常、経済性としては厳しいと思いますが、ソーラーシェアリングによって利益を生む営農が可能となります。田植えが少々遅くなってしまいそうですが、無事に実りの秋になることを期待しています。ソーラーシェアリングの架台を使った、はざかけが見られるかもしれませんね。