旅の記録60 三河湾島巡り

■日程■
2008/03/02
■距離■
33.1km
■同行者■
なし
■交通■
[行き]
佐久島まで船
[帰り]
名鉄西幡豆駅乗車


 遅ればせながらの、今年初漕ぎをしてきました。初めての中京地区、三河湾での島渡りです。三河湾は、全域でキャンプ禁止という、なんとも残念なルールがあり、今まで避けてきたのですが、久しぶりのツーリングですから、お手軽に民宿泊の旅としました。
 初日から少し漕ぐ予定でしたが、まだ冬の気圧配置が強く、まっすぐ歩くのもままならない程の強風が吹き荒れていました。仕方なく、佐久島を徒歩で散策。この島では、芸術で島おこしをしているのですが、オフシーズンの今は大きなイベントもなく、静かでのどかな雰囲気でした。ヤギが居るのはまだ分かりますが、ダチョウを飼っているのは何のためだろう?

 島のあちこちには、芸術家の作品が展示されています。左の作品は「おひるねハウス」。せっかくの作品ですが、今日のような日は、強風が吹き抜けますし、中にいると日光も当たらないので、寒くてお昼寝どころではありません。
 島を一周歩いた後は、浜でJavaを組み立てて、民宿で食事。後で分かりましたが、センス良さそうな居酒屋(茜)が営業していたので、次の機会には行ってみたいものです。
 翌朝は、8時前には出艇し、日間賀島を経由して篠島へ。西岸は、知多半島が目の前に見えます(左写真)。このあたりは、漁船や定期船の往来が激しくて、ちょっと怖い。篠島の南端まで来ると、静かで美しい浜が現れます。

 上陸して、岬の高台まで散歩。すぐ先に見えるのは野島で、さらに遠くには渥美半島も見えます(左下写真)。海は穏やかだったので、野島にも立ち寄りました。海鳥だらけの原始の世界です。

 帰路の篠島では、東海岸の海水浴場に上陸。島の中央には、漁港、船着場、民宿、飲食店など、いろいろな建物が集まっています。お昼ごはんは、「真砂」という居酒屋で頂いたしらす丼。絶品です。機会があれば、ぜひお立ち寄りを。
 篠島は、小さい島の割には、とても活気があり、島の皆さんは忙しそうに働いています。今は、しらす漁の最盛期のようで、しらすが一面に広げられ、天日干しされていました。

 昼食後は、島の東側を通りながら、本土の西幡豆まで渡りました。思わずキャンプしたくなりそうな素敵なビーチも多数点在。実に惜しい。
 島間で一番長い佐久島、梶島間は、約7km。微風追い風のベストコンディションで70分でした。Javaも意外にスピードが出るものです。西幡豆に着いたのは、日が暮れるころ。久しぶりなのにちょっと頑張り過ぎでした。疲れた!