旅の記録62 NCK伊豆ツアー

■日程■
2008/3/29-30
■距離■
@20.8km A19.8km
■同行者■
ガイド1 客2
■交通■
[行き]
下田から送迎
[帰り]
車に同乗


 関東出張が始まってから、時々立ち寄るようになった伊豆。今回は、また趣向を変えて、西伊豆コースタルカヤックス(NCK)のキャンプツアーに参加しました。
 前日は、東京での所用のために伊豆まではたどり着けず、国府津の海岸でキャンプして、始発で伊豆へ向かいました。
 ガイドの村田さんは、日本列島縦断4400kmやクイーンシャーロット島一周900kmなど、数々のエクスペディションを成し遂げた、日本で指折りのシーカヤッカーです。会う前は少々ビビッていましたが、非常に丁寧で、物腰の柔らかい方でした。
 車で外浦へ移動し、Kahunaを組み立て、北を目指してツアーを開始。この日は、追い風がやや強く、カヤックのコントロールが難しい。いまだに技術のない私には、ストレスのたまる海況でしたが、風に押されてハイペースで進みました。

 東伊豆の海岸線は、西伊豆と比べると単調で、景色はいまひとつ。その代わり、観光地としては開発が進んでおり、食事や温泉には事欠きません。海はさっさと漕いで、温泉に入ったり、熱川の町を散策したりして、ゆっくり過ごしました。

 夜は居酒屋を2軒はしご。酒が進むにつれて村田さんの口も軽くなり、シーカヤック業界の裏話など、いろいろ聞かせてもらいました。
 伊豆の海の幸をたらふく食べて、最後はアナゴ丼で締めました。またカヤック漕ぎに来て太ってしまった気がします。

 翌日目覚めると、北東の風がかなり強く吹き付けていました。このまま東伊豆を漕ぎ上がるのは、リスクが高かったので、車を取りに行ってもらい、西伊豆に移動することになりました。
 松崎から再び出艇し、まずは那賀川を遡ってお花見。前日に飲みそこなったビールを一杯飲みつつ、満開に近い桜の見物をしました。

 その後は、海岸線に沿って南へ。この辺り、以前に来たときは、波が高くて海岸には近づけなかった海域ですが、この日は風裏でほとんど波風なし。小さな洞門や細い水路などくぐりながら、西伊豆の絶景を楽しむことができました。

 復路は、まっすぐに松崎へ。村田さんがかなりハイペースで漕いで行きましたが、Javaで鍛えた筋力のおかげか、どうにか遅れずについて行きました。バリエーションに富んだツーリングができた2日間でした。