長野県初のソラカルシステムの設置を行いました。長野県の農業委員会は、ソーラーシェアリングに厳しいと聞いていましたが、多大な努力により、許可を取り付けたそうです。今回は、農業者＝発電事業者＝施工業者という、３つ揃ったお客様です。栽培作物は、なんとリンゴ。農地は山の斜面にあり、最高と最低で5m以上の傾斜があります。しかも、リンゴの樹はすでに植えてある状態です。日照量を担保するために、パネル傾斜は可変（ソラカルシステム対応）にする必要がありました。一度に全部（40kW分）を動かすのは難しかったので、４分割して駆動するような設計にしました。オーダーメイドの単管架台でなければ、決してできない設計ですね。
また、パネルは、弊社推奨ではなかったため、特注のアングル金具を使って取り付けました。仕様は5インチ4x9の100Wです。標準以外のご要望でも、できるだけ対応いたします。
これ以上ないほど高難度の案件で、大変苦労なさったようですが、丁寧な施工のおかげで、無事完成させることができました。
（パネル設置後の写真を撮り忘れたので、施工中の写真です）