「菜食生活」

 先日、ある宴会の場で、大量の料理や酒瓶を前にし、何か嫌悪感のようなものを覚える体験がありました。なぜ急にそんなことを感じたのかは分かりませんが、今の世の中にあふれた、見かけだけの飽食への反感があったのだと思います。
 そこで、しばらく野菜中心の食事を続けてみることにしました。とは言っても、厳密なベジタリアンを貫くほどのこだわりはありません。朝の牛乳ぐらいは飲みますし、お昼の外食では多少の肉類が出てきてしまうのは、仕方がないです。でも家では、ほぼ100%菜食の料理を自分で作ることにしました。最近の献立は、ひじき、きんぴら、切干大根、ホウレンソウのお浸し、豆腐とワカメの味噌汁など。こんなものでも、自分できちんと作ると美味しいし、今のところ十分満足できています。同時進行で、禁酒も実行中。人生の中で最高に健康的な食生活です。
 1週間ほど続けたところ、少し体調に変化ありました。何となく頭がすっきりして、疲れにくくなったような気がしています。素人考えですが、これをしばらく続けたら、腸内細菌の構成ががらりと変わって、体質改善できるのでは? 先週末は、親戚の集まりなどがあって一時解禁しましたが、またこれから菜食生活に入ります。少なくとも1ヵ月ぐらいは続けてみたいですね。見事続いたら、またご報告いたします。

P.S.
 菜食禁酒生活を1ヵ月ほど続けました。付き合いなどで、何度か肉類も食べましたが、9割ぐらいは菜食だけで済ませました。何か変わったかと言われると、あまり実感がないというのが正直なところです。1ヵ月ぐらいでは目立った変化が現れることはないのでしょう。むしろアルコールを飲まなかった事の方が影響が大きく、夜の時間が有意義に使えて、体調も良かったような気がします。他に良かったことは、今まであまり作らなかった野菜のお惣菜のレパートリーが増えたこと。今は、肉類も食べていますが、以前よりも野菜のおかずを作る回数が多くなりました。
 やはり肉や魚があると、食卓が賑やかになって楽しいです。なかなかこの誘惑からは逃れられそうにありませんが、また時々、1週間程度の期間を決めて菜食を実行したいと思います。