「再び菜食生活」

 2年ぶりになってしまいましたが、先月は、再び禁酒菜食の1ヶ月を過ごしました。理由は、外食ばかりの出張生活に飽き飽きしたのと、成人病検診の仲間入りになったということなど。実は、半年前の健康診断では、尿酸値オーバーというショッキングな結果が出ていたので、対策の必要があったのでした。
 最初のうちは、カヤックツーリングの直後だったということもあり、菜食だけでは常に空腹感を覚える我慢の日々でした。しかし、1、2週間を過ぎる頃から、体質の変化が現れてきました。それほどたくさんの量を食べなくても満足するようになり、実感として、菜食が体に合っていると感じるようになりました。後半は自炊の割合を多くしたのですが、菜食の自炊は、意外に簡単で、材料は長持ちし、コストは安く、しかも美味しい。良いことづくしではないでしょうか。
 そして、1ヶ月後の健康診断では、体重が3キロ減でウエストもすっきりです。10年前のスーツが無理なく着られるようになりました。さらに、体力的に持久力が向上し、精神状態も安定したような気がします。解禁後の今は、外食では肉やお酒を楽しんでいますが、自宅では菜食中心の自炊を続け、アルコールの量もずっと減りました。
 昨今は、産地偽装、狂牛病、薬物汚染、材料価格高騰など、肉食をとりまく環境は厳しくなるばかり。近い将来、今のような消費スタイルを続けることができなくなり、消費者自身が、「変わる事」を余儀なくされる状況になるのは間違いないでしょう。今のうちに、新しい時代のライフスタイルを試してみるのも良いのではないでしょうか?