旅の記録16 芥川お花見ツーリング

■日程■
2005/04/09
■距離■
19.8km
■同行者■
なし
■交通■
[行き]
自宅より徒歩
[帰り]
阪急柴島駅乗車


 地元の方ならば、笑って頂けると思いますが……そう、あの芥川です。自宅から徒歩30分。ローカルな桜の名所の、少し川上から出艇しました。この日は、最高のお花見日和。ギャラリー数百人に見守られながら、川を下って行きました。やはり、浮かれた人が多かったようで、さかんに手を振ったり、声をかけたりしてくれました。
 桜はほぼ満開。気がかりだった水質も、それ程悪くなく、1m下の川底まで見えるぐらい澄んでいました。この辺りは、においもほとんどなく、気分良く下ることができました。

 Javaはこのような浅い川でも、なかなか威力を発揮します。船底が平たいので、川底にぶつかりにくいですし、浅いところを引いて通る場合も、すぐ乗り降りできます。

 堰が2ヵ所ほどありましたが、担いで下ろせば大丈夫でした。
 驚いたのが、意外に生き物が多いこと。40〜50cmの大きな鯉を、芥川だけで数百匹は見たでしょう。カヤックで近づくと驚いて跳ね回り、船底にゴンゴンぶつかる感触が伝わるほどでした。亀も多く、慌てて水中に逃げようとするのですが、たまに枝に引っかかって、じたばたしているのがいてユーモラスでした。鴨、白鷺、鵜などの水鳥もたくさん見かけました。  淀川に出ると、一気に川幅が広くなります。流れもゆったりなので、頑張って漕がないと全然進みません。あまり変化もなく、少々退屈な景色が続きます。

 川岸というのは、かなり人口密集地だということを知りました。住人の方は、ブルーシートやベニヤ板などで、それぞれ個性的な家を作っておられます。天気が良ければ、なかなか気持ち良さそうな環境でした。
 今回の旅費は260円。一番安上がりのカヤックツーリングになりました。