■日程■ 2005/7/27-30 |
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■距離■ @30.6km A32.0km B32.8km C21.1km |
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■同行者■ なし |
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■交通■ [行き] JR前空下車 [帰り] 祝島から定期船 |
会社が1週間夏休みだったので、長旅に出ようと計画していたのですが、26日に台風通過で足止め。27日からは影響が少なくなりそうだったので、瀬戸内海の西部あたりを漕ぐことにしました。今回のテーマは、100km旅。計画より日数が短くなってしまいましたが、Javaでどこまで漕げるのか、距離にこだわったチャレンジです。
夜行バスで広島駅に早朝到着し、JRで前空へ。近くのカヤックショップのパドルパークで水をもらい、すぐ前の海岸から出艇しました。ショップ前の海岸はコンクリートで高く護岸してあり、あまり良い出艇場所ではなかったのですが、どうにか組み立てて、干潮の浅瀬を引きずりながら、宮島へ向けて漕ぎ出しました。
まずは、厳島神社で有名な宮島へ。潮が引いていたので、大鳥居のあたりは近づけず。浜にカヤックを着けて、神社の周囲を少し散策しました。早朝にもかかわらず、既にたくさんの参拝客が訪れていました。
初日は、東能美島の南端でキャンプ。道路が通っていない岬で、浜は広くて幅もあり、理想的な野営地です。夕食は、途中で購入した、豚肉、しめじ、もやしで野菜炒め。鍋が小さく、火力も弱いので、煮物風になってしまいました。
翌朝、倉橋島の近くで、櫓漕ぎの和船で漁をしているおじいさんに出会いました。実際に海で使われているのを見たのは初めてで、感激しました。糸巻きに巻きつけた仕掛けで、竿も使わずに、ひょいひょいと魚を釣り上げていきます。しかも、手元には缶チュウハイ。このスタイルには、すっかり魅了されました。櫓漕ぎというのは、奥が深くて面白そうです。そのうち、チャレンジしてみたいものです。
左写真は、倉橋島から黒島へ向かう途中での風景です。左端のはっきりしているのが黒島。右端の大きな島が約7km先の桂島。桂島から左側には、約10km先に点々と小さな無人島が続きます。さらにその左側、15km先には今日の目的地の屋代島がかすかに見えます。こんな遠くまで、手漕ぎの小さな舟で行けてしまうのは、今更ながらすごいことだと思います。
岩国と言えば、米軍基地。今回の旅でも、陸沿いでは基地の前を通らないといけないので、それを避けるために島伝いのコースを選びました。途中、見慣れない形の船と思ったら、なんと潜水艦です。櫓漕ぎの和舟から、潜水艦まで様々なフネと出会えるのが面白いところです。でも、衝突を避けるために、いつも360度見回していないといけないので気を遣います。
桂島の新宮鼻は、広い砂浜が広がり、のんびりするには良い所です。何人かのキャンプ客が、海水浴や釣りを楽しんでいました。