旅の記録56 三浦半島キャンプツーリング

■日程■
2007/10/20-21
■距離■
@9.0km
A32.8km
■同行者■
なし
■交通■
[行き]
京急 三浦海岸下車
[帰り]
JR厨子乗車


 関東のシーカヤックフィールドとして有名な、三浦半島を初めて漕いできました。つくばからの電車賃は、片道2000円ちょっとなので、気楽に行けます。三浦海岸駅を降りて買い出しをした後、広い砂浜の海岸から漕ぎ出しました。まずは、雨崎、剣崎を回って三浦半島の南側へと向かいます。

 海は、想像していたよりずっと綺麗で、10mぐらい下まで見ることができました。
 この日は少し南風が吹いて波も荒かったのですが、ところどころに天然の防波堤になっている岩礁があるので、何度か上陸しながら進むことができました。左は、層状の堆積岩でできた横瀬島。小さな砂浜以外は、岩だけの何もない島。

 まだ早かったのですが、ちょうど横瀬島の対岸にいい浜があったので、ここでひとりキャンプ。秋の雄大な夕焼けが見られました。

 翌朝は、日の出と共に、数十隻の漁船の船団が、漁に出て行きました。私も後に付いて出艇。三浦半島最南端の、城ヶ島を目指します。

 城ヶ島大橋の下をくぐり、城ヶ島へ。この島の南側の海岸は道路がなく、自然のままの砂浜が多いので、シーカヤックには最適なフィールドでした。観光スポットの馬の背洞門を見物して、東の灯台を回ってから、三浦半島の西岸を北上。

 三浦半島の西岸は、岬ごとに複雑な地形の岩場があり、細い水路を通り抜けたりしながら漕いで行くのが楽しい。
 ここでは、シーカヤックもたくさん見かけました。普段であれば、2、3日に1回ぐらいしか会いませんが、この日だけで3、40艇は見たでしょう。さすがは三浦です。

 笠島は海鳥の営巣地になっているようで、膨大な数のカモメやウミウが居ました。上陸は禁止ですが、カヤックからの写真だけでも、そのすごさを感じてもらえるでしょう。後で調べてみると、笠島と隣の天神島は保護地域になっていて、ガイドさんが詳しく島の自然を説明してくれるそうです。またゆっくり訪れてみたいものです。

 ちょうど日の入りの直前に、厨子の海岸に到着。夕日をバックに1ショット撮って、今回のツーリングは終了。
 東京から近いところに、まだこれだけいいフィールドがあることが分かって、少し安心しました。