■日程■ 2008/10/11-13 |
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■距離■ @5.2km A26.5km B18.5km |
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■同行者■ なし |
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■交通■ [行き] 友人の車 [帰り] 海上保安庁の車 |
このところ、何かと忙しくて、なかなか海に出られなかったのですが、思い切って3連休プラス休暇1日を取り、山口まで行ってきました。
翌日は、通の鯨資料館を見学。ほんの少し昔は、ここでも鯨が取れて、捕鯨が文化として根付いていたのですね。今ではもう、伝統的な古式鯨漁は不可能になってしまって、鯨の漁具は博物館入りになってしまった訳ですが、この文化はぜひ後世に伝えていって欲しいものです。
通を出ると、すぐに荒々しい青海島の北岸が現れます。海岸には入り組んだ岩が続き、カヤックで通るのは楽しい。
前日程ではないですが、北からやや大きいうねりが入っており、岸壁では大波がブレークしていました。しかし、せっかくの青海島なので、果敢に岸沿いのコースを挑戦します。洗濯機のように波にかき回される洞窟にも入ってみました。もみくちゃにされるのがまた楽しい。生暖かい湯気が充満した洞窟もありました。温泉が出ているのでしょうか。海が穏やかなら、もっと奥まで入ってみるのですが、さすがに怖い。
青海島の西端は、穏やかな浜や洞窟が点在するパラダイススポット。波の穏やかな日に、ここで1日のんびりしたら、最高でしょうね。今回は、波が少々高くて、入って行けないところもあったので、またぜひ訪れたいと思います。
青海島を出て、深川湾を約3km横断し、二位ノ浜へ。二位ノ浜は、遠浅のサーフポイントで、数十人がサーフィンを楽しんでいました。ということは、浜では大波が立っているということで、シーカヤックの上陸には、なかなか厳しい状況です。注意深く、波に垂直に進んで行きますが、最後の波に押されたときに、船首が砂地に引っかかり、あと少しで前転するところでした。危ない危ない。
どうにか無事に上陸後、広い砂浜で焚き火を始めていると、男性の若いサーファー2人が「愛について語りませんか!」と言いながらやって来たので、一緒に夜更けまで焚き火を囲むことになりました。
翌朝は、快適な二位ノ浜で、のんびりと朝の時間を過ごし、10時過ぎに出艇。二位ノ浜から小田大浜にかけての海岸は、奇岩、洞窟、細い水路が続き、とても素晴らしいシーカヤックフィールドでした。波も穏やかで、最高の一日。
小田大浜も、サーファーが集まる遠浅の美しい砂浜です。ゆっくりとお昼休みを取って、ポカポカ陽気の中で気分良く昼寝をした後、再び出艇。川尻岬の西端まで漕いでこの日の行程は終えることにしました。
川尻岬キャンプ場は、海岸から50mぐらい急斜面を登ったところにあります。フェザークラフトのザックに、キャンプ道具などの持ち物を全て入れて坂を上り、誰も居ないキャンプ場で一人キャンプ。