埼玉県熊谷市でソラカルシステムが完成しました。施工はアースシグナルさん、栽培作物は麦です。農業委員会への申請は、とても大変だったようですが、低い遮光率と、農業に配慮した架台を使えば、露地と変わらない栽培は十分可能です。多くの良い事例が出てくることで、世間に広く理解して頂けると嬉しく思います。
 

埼玉県鳩山町でソラカルシステムが完成しました。栽培作物はブルーベリーです。農地は北西から南東にかけて細長い形になっていますが、パネルはほぼ南向きにして、斜めにずらしていくレイアウトにしました。遮光率は30%以下で、パネルは回転して遮光率を調整できるので、ブルーベリーでも問題なく栽培できます。
複雑な設計になりましたが、高い施工技術を持つアースシグナルさんは、非常にきれいに施工してくれました。

静岡県５か所目のソラカルシステムが完成しました。下の農地では、畑わさびを栽培するそうです。木漏れ日の清流で育つわさびが、ソーラーシェアリングと組み合わせられるというのは、面白いですね。

茨城県古河市にて、ソラカルシステムの設置を行いました。今回は、ソラカルシステム初の高圧案件です。とは言っても、パワコン25kW x3なので、限りなく低圧に近い程度の規模です。下の作物はブルーベリー。パネルの回転は、３分割して駆動ができるように設計しましたので、条件を変えながら、遮光率、生産量、糖度、発電量の関係を検証することもできるかもしれません。

長野県初のソラカルシステムの設置を行いました。長野県の農業委員会は、ソーラーシェアリングに厳しいと聞いていましたが、多大な努力により、許可を取り付けたそうです。今回は、農業者＝発電事業者＝施工業者という、３つ揃ったお客様です。栽培作物は、なんとリンゴ。農地は山の斜面にあり、最高と最低で5m以上の傾斜があります。しかも、リンゴの樹はすでに植えてある状態です。日照量を担保するために、パネル傾斜は可変（ソラカルシステム対応）にする必要がありました。一度に全部（40kW分）を動かすのは難しかったので、４分割して駆動するような設計にしました。オーダーメイドの単管架台でなければ、決してできない設計ですね。
また、パネルは、弊社推奨ではなかったため、特注のアングル金具を使って取り付けました。仕様は5インチ4x9の100Wです。標準以外のご要望でも、できるだけ対応いたします。
これ以上ないほど高難度の案件で、大変苦労なさったようですが、丁寧な施工のおかげで、無事完成させることができました。
（パネル設置後の写真を撮り忘れたので、施工中の写真です）