ソーラーカルチャー株式会社の最新の情報をお届けします。
地元つくば市で、また新たに1基、ソラカルシステムが完成しました。施工は、セラテックつくばさんです。これで、徒歩圏内に3基のソラカルシステムが設置されました。それぞれ特色ある設備ですので、見比べると面白いと思います。
こちらの栽培作物は山菜です。日陰に向く作物なので、遮光率は少し高めの、36%で設計してあります。山菜のてんぷらが食べられることを、楽しみにしています。
えこえね南相馬研究機構の南相馬ソーラーヴィレッジに参加し、弊社は「久保発電所」の設計と技術指導を担当致しました。施工は、株式会社ブレインさんです。
上下2段の畑に、法面を含めた立体的な配置でソラカルシステムを設置しました。今回、初めての試みとして、上の畑と法面に設置したパネルが、連動して1つのウインチで駆動できるようにしました。法面への施工は大変でしたが、太陽光が当たりやすいので、とても発電量の多いシステムになっていると思います。
南相馬市では、福島第一原発の事故のため、広範囲で放射能汚染が広がり、残念なことに耕作放棄されている農地が目立っています。ソーラーシェアリングを活用し、何とか農業を成り立たせる方法が見つかれば、嬉しく思います。
福島県白川市で、東北地方初のソラカルシステムの設置が完了しました。施工は、株式会社ブレインさんです。栽培作物は、カボチャになります。残念ながら、今年の作付けには間に合わず、来年からの栽培になります。
この後、ソラカルシステムの手動回転式を、電動で動かすシステムに改造するということです。新しい可能性が出てくるのは楽しみです。
つくば市のそば畑でのソーラーシェアリングがほぼ完成しました(施工:有限会社セラテックつくば)。残すところは、入荷の遅れているパワコン1台の設置のみです。遮光率18%で約58kWの規模なので、非常に面積が大きく、東西60m、南北35mもあります。特に東西は、今までで最長の設計ですが、無事に1箇所のウインチで、軽く駆動させることができました。これだけ遮光率が少なければ、どんな作物でも何ら問題なく生育することは間違いありません。角度の浅い日照も当たりやすいので、発電量も期待できそうです。