遅くなってしまいましたが、先月、ビッグサイトで行われたPV EXPOレポートです。今回は、ルクサーソーラーさんのブースで、ソラカルシステムの展示をさせて頂きました。
場所の関係もあり、パネル４枚だけの小さなデモ用架台です。ソーラーパネルの展示だけでは、あまり面白いものではないのですが、動きがあると非常に注目を集めました。
 

会場での動画撮影はできなかったので、作製時の動画をアップしておきます。デモ用として、360度ぐるぐる回るように作りましたが、残念ながら実用性はなさそうです。実用的には、太陽高度に合わせて、0度～60度ぐらいまで動けば十分ですね。
私は最終日だけの参加でしたが、たくさんの方とお話しできて、とても楽しい時間でした。

２月２５日から始まる PV EXPO 2015 で、ルクサーソーラー株式会社さんの出展協力をすることになりました。弊社では、115Wの小型パネル４枚を使った、デモ用のソラカルシステムをご用意する予定です。ルクサーのソーラーシェアリング用小型パネルは、ドイツの厳しい品質管理基準で製造されており、専用の金具取り付け穴により、施工性が非常に優れた製品となっています。ぜひ会場で、くるくる回るパネルをご覧下さい。ご来場お待ちしております。

ソラカルシステムが、初めて関西に進出致しました。
淡路島の農家さんによる、タマネギ畑でのソーラーシェアリングです。
施工は、地元の株式会社スマイルあわじさんです。

今回は、遠方での設置になりましたので、できるだけ電話やメールでのサポートにしました。
ただし、パネル設置の初日は、直接の説明や、現場での調整が必要になります。
コストを抑えるため、行きは夜行バス、帰りは新幹線として、０泊１日の出張で済ませました。やればできるものですね。



スマイルあわじの長尾社長は、自ら全ての現場に出て、ご自身で施工もなさっています。社長の鏡ですね。社員の方も、雨以外は日曜でも仕事をするそうで、士気も高そうです。



この日の施工は、１列分、約4kWだけですが、ジョイントアーム式のソラカルシステムが無事に駆動できました。全部で約24kWの設備になる予定です。



まだ完成前ですが、ソラカルシステムの看板を付けさせて頂きました。無事に完成して、タマネギが植えられるのを楽しみにしています。

地元つくばの有限会社セラテックつくばさんの施工で、また新たにソラカルシステムの工事がスタートしました。現在、基礎と支柱の設置中です。
前回ご紹介した、つくばのおお発電所は、地目雑種地でしたが、今回はれっきとした農地で、農業委員会も通っています。
栽培作物は、蕎麦となります。蕎麦の栽培時期の秋は、太陽の高度が低く、日照時間が短く、気温も下がっていく季節です。パネルの影の影響が出やすいという報告もあります。そこで今回は、遮光率18%という非常に低い設計となっています。フルに発電しても、単収2割減の規制は十分クリアできると考えています。

年末から、茨城県下妻市の畑で、ソラカルシステムを採用した新たなソーラーシェアリング発電所の施工がスタートしました。
規模はパネル出力50.4kWが2基。栽培作物は大麦となります。施工は、埼玉のアースシグナル株式会社さんです。
パネルは高効率のGWソーラー採用、基礎はグランドスクリューという、新しい試みにチャレンジして頂いています。
２月の完工に向けて、急ピッチで工事進行中です。